鍋で途中参加した佐々木さんとは数ヶ月前から仲良くなって、
そのきっかけは、わたしの働くブースの女の子でヨリちゃんという、目がパッチリして、つり目でかわいい子がいるのだけれど、その子がかわいい、かわいいと隣のブースで言っている人がいる、是非飲み会を開いてあげてよ、と言われ企画することになって、それを言っていたのが佐々木さんだった。
隣のブースというのは、わたしの働く仕事場はビルの24階にあって、24階には恐らく何百人という人数が働いているコールセンターで、24階の中には複数の会社が入り込んでいるから、同じ階で働いていても会社が違って、ブースも違っている。会社が違うけれど、業務は同じものをしているから、壁で区切られているのではなく、ただ何となくスペースが違うだけで、隣のブースは見渡せる状態になっているのだ。
それでわたしの働いているブースの女の子、ヨリちゃん含め4人と、佐々木さんのブースの男の子、というより男の人3人で飲み会をして、佐々木さんとはそこから仲良くなった。結局、佐々木さんは「僕、かわいい子が好きなんだけど、かわいい子は僕なんて好きになってくれないから、見てるだけでいいんだ」なんて言って、隣のブースからヨリちゃんを見続けることで満足しているようで、そのまま何もないまま日々は過ぎていくのであった。
鍋で集まった仲間たちは、全てこの24階で働く人たち。
佐々木さんには10年くらい付き合いのある男友達がブースにいるとは聞いていて、それが鍋に一緒に参加した保田さんだと鍋の数日前に知ったんだけれど、10年付き合いのある2人は本当にさっぱりしていて、お互いに全く干渉もしないし、だけれどそれがうまくいく男友達同士の付き合い方なのかな、と思えた。
佐々木さんとは、うまがあって、話した時にこの人と凄く親しい友達になれる!と確信していて、まぁわたしが一方的に思っていることだったかもしれなけれど、30歳近くになると、親しい友人が新しく出来る可能性とは非常に少なく、こういう感情がわいたのが久しぶりだったので、とても嬉しかったし
たまにCLUBに行ったりした。
そして、この付き合いから、運命的な出会いとなる日が近付いてきていた。
ランキングクリックしてくれたら嬉しいな
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